10時30分、世田谷区の女性からスーツケースの鍵を開けてほしいとの電話、30分程で自宅に到着、TSAの鍵です、TSAの鍵は(アメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)によって認可・容認された鍵で、セキュリティチェックが最も厳しいアメリカであっても、カギをかけたまま航空会社に預 けることができる鍵です)3分程で開錠です。昨日購入されたばかりだそうですが、2本付いてきた鍵の1本はスーツケースの中だそうです。1本は紛失との事でした、スーツケースの鍵は小さく軽い為無くしやすく開錠の依頼も非常に多いです。「少し大きく重量のあるキーホルダーに付ける事をお勧めします」
16時20分、神奈川県平塚市の女性から電話、鍵穴に鍵が入らないとの事、東名高速を走り1時間30分程で到着、公団の団地で鍵はPNKのデンプルキーです(PNKとは鍵の製品名で公団に多く使われています)鍵穴を覗いてみると何かが入っています、1時間位ご自分でクリップなどで取り出そうとされたそうです、作業開始です、異物除去専用の道具を使い、鍵専用の油を差しながらゆっくり、少しずつ取り出して行きます、30分後ようやく取り出しました。3センチほどの錆びた針金です「この様な時は触らず業者に依頼された方が賢明です」鍵の中にある大事な部品を傷つけたりし交換しなければならない場合も有ります。原因はご自宅のお子さんでした。他人でなく一安心です。
22時10分、錦糸町駅前から男性の電話、自転車の鍵を落としたとの事、40分後に北口の交番前で待ち合わせの約束、首都高を走りだしたら土砂降りの雨です、依頼者の男性雨に濡れていないか心配です、予定時刻に到着、2分程で開錠、新しい鍵を取り付けて終了です。土砂降りの為、駐輪場に置いて帰えられたらと伺った処、そうしますとのご返事でした。自転車の鍵の紛失は頻繁にあります、依頼の中でも最も多いのが自転車の鍵の紛失です、テンキーにされるか「予備の鍵をいつも持ち歩く物の中に入れておかれたら如何かと思います」。